[XX-03-2015]マカオ・香港 #2

※ この項,更新予定あり。

朝早く目が覚めたので,散歩を兼ねて朝食をとりに行くことにした。人通りのない福隆新街を抜け,昼間と打って変わってがらんとしたセナド広場に出る。聖ドミニコ教会もじっくり見られて堪能した。その足で世界遺産の大三巴牌坊(聖ポール天主堂跡)に向かう。途中の大三巴街は昼間は多くの観光客で混雑するが,早朝ということもあり,軒を連ねる土産物屋も店が開いておらず,さくさくと歩いていると眼前に突然広場,大階段と天主堂のファザードが飛び込んでくる。

天主堂の建物自体は焼失しており,裏から鉄骨で石造りの壁面を支えている。澳門のシンボルともいえるファザードにはさまざまな彫刻が施されていて,往時はさぞかし荘厳な建築物だったに違いない。

その足で横手にある坂道から天主堂を見下ろしながら大炮台(モンテの砦)に登る。眼下に市街地を一望できるのだがあいにく曇りでガスがかかっていて,残念ながら見晴らしはよくない。砦を下り,ポルトガル風の建物が残るラザロ地区の瘋堂新街周辺を散策。望德聖母堂(聖ラザロ教会)を覗き,ポルトガル総領事館前の伯多祿(ペドロ)局長街,板樟堂街を経由して大堂(カテドラル)の前を通って郵政總局の裏からセナド広場に帰ってくる。

広場の北西にある三街會館(關帝廟)に立ち寄った後,郵政總局の反対側に新馬路を渡り,周大福の角から龍嵩正街に入り昨夜定休日だった食堂「中天咖啡美食」で朝食を取る。食後は龍嵩正街の途中を左折して急な坂を上り,伯多祿五世劇院(ドン・ペドロ5世劇場,オペラハウス),聖奧斯定堂(聖オーガスティン教会),聖若瑟修院(聖ヨセフ修道院)とポルトガル風の建物をじっくりと眺めながら散策。朝は人通りが少なく,短時間であちこち回れるのがよい。

新馬路から昔ながらの商店が軒を並べる十月初五日街に入り,ぶらぶらと商店を冷やかす。しばらく歩いて聖安多尼教堂(聖アントニオ教会)に到着。舊城牆遺址とその隣の哪吒廟(ナーチャ廟)に到着。実はここはさっき訪れた聖ポール天主堂跡のすぐそばにあるので,その足で天主堂跡の北側にあるさきほど閉まっていた天主教藝術博物館をさくっと見学する。

セナド広場近くにある古民家を見学したりしながらまた新馬路に戻り,南灣大馬路との交差点を右折して新八佰伴商場(ニューヤオハンデパート)に立ち寄る。経営破綻した静岡発祥のヤオハンとは資本関係はないらしい。

宿に戻って荷物をピックアップした後,また新馬路‐セナド広場‐板樟堂街‐伯多祿局長街と歩き,ローカル市場の雀仔園街市を覗いて,華士古達嘉馬(バスコ・ダ・ガマ)花園で休憩。近隣の雑貨店に立ち寄ろうとしたが残念ながら定休日。ラザロ地区に戻り,瘋堂斜巷にあるギャラリー仁慈堂婆仔屋(Albergue da Santa Casa da Misericórdia)に入り,ポルトガル雑貨を扱う売店メルカリア・ポルトゲーザで土産物にポルトガルの石鹸を買う。

そのまま新勝街に出て,ロータリーのそばにある喫茶店・檀香山で昼食。その後,澳門博物館に移動し土産物店を冷やかす。ふたたび大炮台から大三巴街,新馬路から路線バスに乗り,新口岸の外港客運碼頭(フェリーターミナル)に向かう。

窓口でジェットフェリーのチケットを買い,前日同様に1時間弱の船旅で香港・尖沙咀(チムサーチョイ)の中港城碼頭に到着。ターミナルの周囲はショッピングモールになっている。ぶらぶら歩いて彌敦道(ネイザンロード)沿いにあるバックパッカーが集う美麗都大厦(ミラドールマンション)に向かう。ここはかの有名な重慶大厦同様の複雑な構造をした怪しげな雑居ビルで,予約してあった安宿の入口もマンションみたい。インターフォンを鳴らして従業員を呼び出し,チェックイン。入室用のICカードを渡され,宿泊は別のフロアに行けと指示される。

荷物を置いて,またふらふらと街歩き。彌敦道を北上しMTRの佐敦站(ジョーダン駅)付近まで一駅歩く。澳門とは違って若干こざっぱりした感じがする。脇道に逸れてみるが,昔のジャッキーチェンやマイケル・ホイ,ブルース・リーの香港映画に映る香港のような怪しげな雰囲気は薄れている印象。

夕食をとろうとふらふら店を物色していると,いかにも香港テイストな寧波街にある大衆食堂「堂泰海鮮菜館」がそこそこ繁盛しているので入ってみる。澳門からずっと蒸し暑いのでビールを呑み,鳩のローストやら炒め物などを食べる。隣のテーブルの夫婦が山盛りになった巻き貝を食べていたのが気になった。

佐敦站で八達通(オクトパス)のカードを買い,MRTで維多利亞港(ビクトリア・ハーバー)を越えて香港島の中環站へ。並行する港島線に乗り換え次の上環站で下車。香港電車(トラム)に乗り,二階席から夜の香港の街並みを眺める。

ふたたび中環站からMRTで尖沙咀站へ。崇光百貨(香港そごう)から梳士巴利道(ソールズベリー・ストリート)を地下道でビクトリア・ハーバーの岸に渡る。霧に煙る対岸の中環のビル街の夜景を見ながら遊歩道を歩いていると,船着き場にジャンクを模した観光船が停泊していた。あとで調べると鴨靈號という観光フェリーらしく,スターフェリー同様に尖沙咀‐中環を結んでいるらしい。次に香港に来るときはここに泊まりたいなあと港から香港半島酒店(ザ・ペニンシュラ香港)を見上げつつ,安宿に戻って寝た。

歌舞伎鑑賞メモ

上から新しい順。鑑賞教室ばっかりだなあ。それ以外もほとんど幕見。

  • 日本振袖始(歌舞伎鑑賞教室)
  • 義経千本桜 2部いがみの権太 すし屋 3部狐忠信 道行初音旅・川連法眼館(歌舞伎座)
  • 新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)―魚屋宗五郎―(歌舞伎鑑賞教室)
  • 籠釣瓶花街酔醒(歌舞伎座)
  • 十七世中村勘三郎二十七年忌、十八世中村勘三郎三年忌追善 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)寺子屋(歌舞伎座)
  • 傾城反魂香(けいせいはんごんこう)土佐将監閑居の段(歌舞伎鑑賞教室)
  • 蘆屋道満大内鑑(歌舞伎鑑賞教室)
  • 歌舞伎座新開場 杮葺落六月大歌舞伎 御存 鈴ヶ森,助六由縁江戸桜
  • 紅葉狩(歌舞伎鑑賞教室)
  • 毛抜(歌舞伎鑑賞教室)
  • 俊寛(歌舞伎鑑賞教室)
  • 壽 初春大歌舞伎 矢の根,連獅子,神明恵和合取組 め組の喧嘩
  • 日本振袖始,曾根崎心中
  • 義経千本桜 渡海屋の段・大物浦の段(歌舞伎鑑賞教室)
  • 義経千本桜 河連法眼館の段(歌舞伎鑑賞教室)
  • 鳴神(歌舞伎鑑賞教室)