映画の予告編

 映画の予告編は「この映画を見に行きたい」と思わせるための重要なツール。のはずが、どうも最近紋切り型の予告編が増えているようが気がしてならない。特に多いのが、邦画の感動系予告編。森本レオっぽい落ち着いたささやき系の声で、「この夏、感動のストーリー。」といった陳腐なナレーション、雨の中女性が泣くシーンや登場人物の人名を絶叫するシーンがお約束。おまけに主題歌は自分の半径2メートルだけの幸せを願うようないきものがかり臭いありがとう系の曲が多いのでイヤになる。