[01-xx-2005]アイスランド#1

成田空港第2ターミナル。出発まで時間が余っていたので,GSM携帯電話を借りる。店員にアイスランドで使えるかどうか尋ねるが,渡航者が少ない国のせいかどうも要領を得ない。いくつかの店を回った結果,キャリアはボーダフォン,端末はNokiaの廉価版を借りることにした。ビールを呑みながら新聞を読んで時間をつぶそうとカード会社のラウンジに行くが,ざわざわとにぎやかなのでそこそこに退出する。

スカンジナビア航空の機材はAirBus A320。ツアーをアテンドしてくれた某社のX氏曰く,当初はビジネスクラスの予定だったが,オーロラ見学のツアーなどで予約が取りにくくエコノミークラスとなったとのこと。狭い座席で十数時間過ごすことを思い,少しげんなり。

機内食は比較的味もよく,ワインをがぶ飲み。液晶モニタが座席についていたので映画を見たり,バックギャモンで遊んだり,本を読んだりして時間をつぶしていた。機内サービスは全般的によかったように思う。

コペンハーゲンに到着したが,日本時間では深夜なので頭がぼんやり。EUへの入境審査後,X氏がラウンジの個室を手配してくれたので,荷物を置く。ネット接続サービスがあるのでメイルを確認するが,日本語は読めるが入力できないので返事はローマ字で。ラウンジ内ではバッフェスタイルで軽食がつまめるので,ここでもチーズでワインをあおる。

次の便まで時間があるので空港をぶらぶらと歩く。「ベッドのあるシャワールームで仮眠してはどうか」とX氏に勧められるが,うっかり寝過ごしそうな気がして遠慮しておく。免税店で酒類の値段を見てみるが,日本のディスカウントストアで買うのとさほど変わらないか,むしろそれより高いものもあった。

引き続いてアイスランド航空に搭乗。機内は狭く,中に入ったときにはすでに多くの乗客が着席しており,手荷物の置き場所に苦労する。機内食とともにまたワインを呑み,酔いと疲れからまどろみに落ちる。デンマークからアイスランドもかなりの距離があり,ケフラヴィーク空港に到着したころには疲労困憊だった。

外はすっかり暗くなっており,バスでホテルに向かいチェックイン。部屋に入り,時差9時間の日本へ連絡のため電話をかけてすぐさまベッドに倒れ込んだ.

ホテルの客室。天井が高く,温水暖房のおかげで快適。