le gastronomique de chien


#4

(1) 平凡社『世界大百科事典』.
(2) 山内昶『タブーの謎を解く』ちくま新書,筑摩書房,1996年,34頁.
(3) 加茂儀一『家畜文化史』法政大学出版局,1973年,86頁.
(4) 周達生『中国食物誌−中国料理あれこれ』創元社,1976年,85-86頁.
(5) 石毛直道『食いしん坊の民族学』,平凡社,1979年,145-146頁.
(6) 山内,前掲書,89頁.
(7) 篠田統『中国食物史』,柴田書店,1974年,10頁.
(8)「牢」とは獣を入れておく檻のこと.(篠田,前掲書,32頁).
(9) 篠田,前掲書,32頁.
(10) 周・周哲點,林道春跋『周禮』53頁.
(11) 田中静一『一衣帯水−中国料理伝来史』柴田書店,1987年,24頁.
(12) 田中静一編『中国食物事典』,柴田書店,1991年,271頁.
(13) 後年の注釈書である『史記正義』ではこの個所に「時人食狗亦與羊豕同,故〓専屠以賣之」との註がつけられている.「巻九十五 樊〓滕灌列伝」『史記 (鶴牧版和刻本)』,古典研究會,1972年,897頁.
(14) 田中,前掲書 (註12),271頁.
(15) 元朝の支配体系では,南宋の支配地域だった揚子江以南の住民を南人または蛮人とよび,最下位の身分においていた(礪波護「元王朝の支配体系」『世界の歴史』週刊朝日百科56号,朝日新聞社,1989年).ここにおいては華北の漢人とよばれる住民と比べ扱いが極めて差別的であるが,その原因を犬食も含めて生活習慣の違いも一因とする考え方も成り立つのではないか.
(16) 桑原隲藏「支那の記録に見えたるイスラム教徒の猪肉食用禁制」『東洋文明史論叢』弘文堂書房,1934年,497-498頁.
(17) 元・忽思慧『飲膳正要』中国商業出版社版,276-277頁.
(18) 篠田,前掲書,287頁.
(19) 同上.
(20) 忽思慧,前掲書,277頁.
(21) 石毛直道『鉄の胃袋中国漫遊』平凡社,1984年,224頁.
(22) 同上.
(23) 邱永漢『食は広州に在り』龍星閣,1957年,7頁.
(24) J.C.Mcroline,The canine clan, A new look at man's best friend, 1983 (澤崎担訳『イヌ どのようにして人間の友になったか』同時代ライブラリー,岩波書店,1991年) 212頁.
(25) 石毛,前掲書 (註21),225頁.
(26) 中山時子訳『中国名菜譜』南方編,柴田書店,1973年,213頁.
(27) 田中,前掲書 (註12),271頁.
(28) 明・李時珍『本草綱目』人民衛生出版社版,2715頁.
(29) 忽思慧,前掲書,276頁.
(30) 李,前掲書,2715頁.
(31) 田中,前掲書(註12),271頁.
(32) 中山訳,前掲書,213-214頁.
(33) 中山訳,前掲書,213-215頁.
(34) 石毛,前掲書(註21),227頁.
(35) 鄭大聲『朝鮮食物誌−日本とのかかわりを探る』柴田書店,1978年.
(36) 夏至後の第三の庚の日を初伏,第四の庚の日を中伏,立秋後の第一の庚の日を末伏といい,その期間を三伏という.夏の極暑の間のこと (『広辞苑』岩波書店).
(37)薬食いとは寒中の保温・滋養のために獣肉を食べること (『広辞苑』).
(38) 鄭大聲『朝鮮の料理書』平凡社,1982年,42-45頁
(39) 同上,44-47頁.
(40) 加茂,前掲書,86頁.
(41) 日本古典文学大系『日本書紀』岩波書店,1965年,419頁.
(42) 山内,前掲書,61頁.
(43)『古語拾遺』(『群書類從・第二五輯』雑部,群書類從完成會) にある,農耕の初めの日に,大地主神が農民に牛肉を食わせたところ,御歳神が怒って饗に唾を吐き,蝗害を起こさせて田を枯らしてしまったという伝承 (石毛直道編『論集 東アジアの食事文化』平凡社,1985年,503-504頁).
(44) 石毛,前掲書 (註43),510頁.
(45) 「神祇道服忌令秘抄」1487年,『續群書類從・第三輯下』神祇部,續群書類從完成會,1925年.
(46)Luis Frois, Tratado em que se contem muito susintae adreviadamente algumas contradi惚es e diferen溝s de custumes antre a gente de Europa e esta provincia de Jap黍, 1585 (岡田章雄訳『ヨーロッパ文化と日本文化』岩波文庫,岩波書店,1991年,102頁).
(47)「料理物語」1643年,『續群書類從・第一九輯』飲食部,續群書類從完成會,1925年.
(48)「料理物語 (魚菜文庫本)」1636年,「古典料理の研究 (八)」『千葉大学教育学部研究紀要』31-2,223頁.
(49) 大道寺友山『落穂集』卷之十,『大日本思想全集』第三卷,大日本思想全集刊行會,1932年,358頁.
(50) 樋口清之「食物と日本人」『日本人の歴史』第2巻,講談社,1979年,26頁.
(51)「聞き書」北海道編集委員会編「『聞き書』北海道の食事」『日本の食生活全集』1,農山漁村文化協会,1988年,153頁.
(52) 周達生・前掲書,87頁.
(53) 映画『気違い部落』監督・渋谷実,脚本・菊島隆三,松竹,1957年.
(54)「聞き書」沖縄編集委員会編「『聞き書』沖縄の食事」『日本の食生活全集』47,農山漁村文化協会,1988年,236頁.


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