cjの不良おやじ、朝までカラオケ日記 #3


1999/8/18(水)
 きくらちゃんより「NordLead2 買ったにょろ。」とのメイルが入る。今、考えると「naughty boys」をやる為にそれを買ったようなもんだと僕は思うんだけど、ほんとにそうだったら「この人のバンドにかける意気込みは相当なもの」なのかもしれない。きくらちゃんは前にやってたバンドの「小イモ」の為に「E-mu EmulatorII」を購入しているし(余談だがその後きくらちゃん家に行った時のEmulatorIIのディスケットの数は半端じゃぁなかったです。5インチの大きさのものが所せましと積み上げられてたんですから・・・・。)VP-330(ボコーダー)だって持ってるし・・・。その情熱と実際に購入できる環境は羨ましい限りです。僕はと言えば本職のキーボードは最近弾く事がめっきり減ったこともあり、今の僕のキーボード環境に新しい音が欲しいという願望はあるにもかかわらず、新たに購入する度胸は無し・・・。

 その後、返事のメイルに僕のやりたい曲や楽器の編成を書いたが、ほとんどきくらちゃんには聞いてはもらえなかった(泣)。というのも僕らには機材派バンドの宿命である「運搬車」を持ち合わせていなかったからである。鍵盤楽器は重い。電車に乗って運ぶのは1台が限度。それを2台以上使うとなると「車」のお世話になるしかない。(またまた余談になるが、実は一度だけこの常識を覆したことがある。高校1年の文化祭(1982年)にYMOコピーバンドをやった際にバンドのメンバーが家から学校まで機材を運んだ手段とは・・・、なんと「リヤカー」であった(笑)。3人がかりで運んでいったのだが、朝7時前に家を出発したにもかかわらず、危うく学校に遅刻しそうになった。その時運んだ機材はKorg Polysix, Korg Mono-poly, Yamaha CS-20M?, Roland System 100M 4Voice,NEC PC-8001。総重量約70kg。いやあ〜懐かしい。)その事を深く考えず(深く考えないのはいつものことなんだが)キーボード1台とサイレントドラムをライブで使いたいと書いたのはその辺の配慮が足りなかったと反省する。また、選曲の方もカラオケ作りがきくらちゃんに完全に「おんぶにだっこ状態」だから、きくらちゃんに負担の増えそうな曲は見送った方がよかった。僕達のシーケンサー等の作業環境が共通になって僕もカラオケ作りに参加できる様になったら選曲の方も少しわがままを聞いてもらおうと思う。(この時を機に僕がCubase(きくらちゃんが使ってるシーケンスソフト)導入を考えたのは言うまでも無い。その後、その事を察知したかのようにカメオインタラクティブから1通の案内状が僕の手元に届く。)

 #その「運搬車」ですが、「Winter Live 1999」のブッキングにも関与していただいた「K+HOSHINOさん」に大変お世話になりました。ここに深く御礼申し上げます。
 #僕からのやりたい曲に関しては「夢見る約束」が最終的に残った。感謝。

1999/8/24(火)
 きくらちゃんより候補曲の採譜の進捗状況のメイルが届く。「ハイスクールララバイ」が完了したようだ。僕はといえば「僕の身内が知人に貸した大金(僕には)が返ってこないかもしれない」という訳のわからん非常に深刻な問題がぼっ発。お金を取り戻す方法を模索する為に、今さらながら「民法」を勉強するはめになる。しかし、インターネットのWWWもかなり使える状況になってきて本屋で専門書を買うこともなく、いろいろな資料が見れるようになったのは大変ありがたいことである。

 #その後、しばらく(今もってこの問題は一部未解決なんですが)民法づけになり、採譜どころではなくなりました。借りたお金はきちんと返しましょう。(苦笑)

((まだまだ続く))


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