yen-rakuちゃんの悪戦苦闘疲労困憊 vj 日記

#1


Thurs 9, Dec
 「機材はオレに任せろ! 激安で借りられるぜ」と豪語していた機材調達担当のロレンツォ氏 (以下、ロレンちゃん) に「もーすぐ本番なんだけど、話はついてるのぉ?」と再確認すると、「あ、ごめん。忙しくて忘れてた。連絡しておくねー。明日、借りに行けばおっけー (はぁと)」と非常に頼もしい返事 (激苦笑)。

Fri 10, Dec
 指定された時間、19時を20分ほど過ぎて某所 (註:ロレンちゃんの元・ねぐら近く。電波系の気違いの多い土地) に到着。ロレンちゃんが話をつけてくれておいたおかげで、スムーズに話がついた、かのように見えたが…。担当者さん曰く「最初にロレンちゃんに言ってた機種を手違いで別のところに出してしまったんですよー。というわけでこれしかないの、ごめんね」…。当初「持ち手がついていて軽量でハンディなプロジェクタ」という話だったのが、ごつい段ボールに入って、宅配便で送られるぎりぎりの大きさ (註:ヤマト運輸の場合、現在は合計160cm までならOK) に化けていた。自力で運ぶのは困難だと瞬時に判断し、保険の利く「ヤマト便」(≠「宅急便」)で (←やっぱ高額な精密機械だからねえ) 会場からさほど離れていない知人宅に送っちまえ、とファミリーマートにえっちら運んで、「ヤマト便できますか?」と訊くと、アルバイトの女の子は困惑していろいろ調べたあげく、貼付する送り状を見つけてくれた。宛先を書きながらなにげなく「保険の金額によって送料変わるの?」と訊くと、バイト嬢の処理能力を超過したらしく、どこかに電話をかけて詳細を尋ねだした。
 電話が終わると「お客さん、すみません。もううち (=ファミリーマート) ではヤマト便扱っていないらしいんですよ」。な、なにーーー。「で、この近くに酒屋さんが何軒かあるので、そこではたぶん扱ってると思うんで…」と丁寧にその酒屋の場所を教えてくれ、コンビニエンスストアの店員にしてはよくできた対応とそれなりのかわいさがあったのでとりあえずおとなしくそっちにシフトしたのだった。
 やっとこ見つけた酒屋でヤマト便を頼もうとすると、料金 (保険料含む) がよくわからんから明日営業所に訊いてみる、とかくだんねえことぐちゃぐちゃいうので、こっちゃ急いでんだよというと、向こうの角の酒屋さんで頼んでみてくれないかな、と泣きついてくるので、武士の情けで許してやる。もう一軒の酒屋に行くと、おばちゃんばかりで不安に思うが実にてきぱきしていて、ヤマト便のタリフもあるしで、ほっとした。ところが、ヤマト便では時間指定ができないらしい。ライブの日の夕方についても困るので、「宅急便」のタイムサービスを利用する。これが大きい荷物になると値段も馬鹿にならない。追加料金が運送料くらいかかるのだ。ともかく、送ってしまえばこっちのモノ、とこの時点ではまだ見通しが甘かったことを告白しておこう。

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