ラムとシガリロ

 Damoiseau(ダモワゾー)のブランをもらった。カリブにあるフランス海外領のプレミアムラムで,なかなかうまい。しばらくラムトニックにして呑んでいたが,ラムにはやっぱりハバナの葉巻だろう,ということで,タバコ呑みではないのについにシガーに手を出すことにした。

 太いプレミアムシガーはカットをしたり,湿度の管理がたいへんそうなので,手軽なハバナ葉のシガリロを購入[★]。ラムを飲みつつ,ゆっくりと燻らせて香りを楽しむと… うまい! 口腔に広がるシガーの香りとラムブランの甘さがあいまって,官能をくすぐる。やみつきになりそうだ。

★ シガーは大きく分けて,湿度管理が必要なプレミアムシガーと特にその必要がないドライシガーとがあり,シガリロは「シガレット(紙巻タバコ)サイズのドライシガー」を指す。ただ,シガリロも乾燥させないほうがよいらしく,湿度を与えてやると味と香りが変わるので,筆者は湿らしたガーゼをジップロックに入れ,そこに数時間シガリロをいれて吸うこともある。