¥EN Records archives ‐ ¥ENレーベルのさまざまをアーカイヴした個人サイト
actualité
- ソニーミュージック傘下になったアルファミュージックの55周年記念ということからか、YENレーベルカタログのリイシューが相次いでいる。
- 戸川純、上野耕路、太田螢一による伝説のユニット、ゲルニカの1stアルバム拡大版がアナログ2枚組で発売決定!
- 立花ハジメ、初のオールタイム・ベスト・アルバム『hajimeht(ハジメ・エイチ・ティー)』発売決定! 小山田圭吾&高木完による新制作リミックスも収録!
- シーナ&ロケッツのアルファ時代のアルバム4タイトルと、鮎川誠とシーナのソロアルバムを含む全6タイトルが、最新リマスター&高品質Blu-spec CD2仕様で、2025年1月29日に発売!
- 小池玉緒、YENレーベル全曲集『TAMAO – Complete Yen Years』全曲配信開始!
- コシミハル、80年代の名盤2タイトル『チュチュ』『パラレリズム』が初のカラーレコード仕様で本日12月25日再発売!
- インテリア『インテリア』、インテリアズ『デザイン』がアナログ盤、CD盤、世界配信にて11月27日リリース!
- TESTPATTERN(テストパターン)唯一のアルバム『APRÈS-MIDI(アプレ・ミディ)』が40年余りの時を超えてついに復刻!!
それなりにセールスが見込めるとおぼしきシーナ&ロケッツや戸川純/ゲルニカは過去何度も再発売されているので、さほど目新しい話ではないが、注目すべきはインテリアとテストパターンの再発売。これらのアルバムは長らく再発されず、中古市場やオークションサイトでは1万円を超える高値がつくレアアイテム化していた。
なお、リンク先にある、40年余りの時を超えての復刻——という説明は正確ではなく、テストパターンのアルバムは他のYENレーベルのカタログが一斉にCD化された1990年に1度復刻された(規格番号:ALCA-11)後、1996年に発売されたボックスセット『YEN BOX Vol.1』にも収録されている。
インテリアはインテリアズにグループ名を改めた後、A&Mレコード傘下のウィンダムヒル・レコードから再発売(日本でのディストリビューションはアルファレコード、その後ポニー・キャニオン)された後は、やはり『YEN BOX Vol.1』にオリジナルの形で収録されていた。
また、両グループならびに上野耕路が参加するコンピレーション盤『YEN MANIFOLD VOL.1』も『YEN BOX Vol.1』に収録されており、同様にレアアイテム化しているイノヤマランド『DANZINDAN-POJIDON』とあわせて再発を期待したいところだ。ただ、イノヤマランドについては、2018年にインディーズで再発されているところを見ると、ライセンスの問題があるのかもしれない。[28-12-2024] - 2023年2月の日本経済新聞「私の履歴書」は作曲家、アルファ・レコード村井邦彦元社長。「(23)米A&Mと提携」ではYENレーベル、LDKスタジオについても触れる。
村井邦彦 私の履歴書(23)米A&Mと提携(有料記事) - Face RecordsとYEN RECORDSのコラボレーションTシャツが販売されている。リンク先商品以外にもサイズ・色展開あり。[10-10-2022]
YEN RECORDS × FACE RECORDS NYC T-SHIRTS BK M
https://www.facerecords.com/shop/product_info.php/products_id/251030
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à propos de YEN Records
YENレーベルはアルファレコードに1982年5月から1985年5月まで存在したレーベル。イエロー・マジック・オーケストラのリーダー,細野晴臣がバンド結成時にアルファレコードの村井邦彦社長に「イエロー・マジック・オーケストラが成功したらスタジオとレーベルを作りたい」と希望していたことから設立された。
参考:ソニー「Music Unlimited」https://www.sony.jp/music-unlimited/special/ymo/yen/
主宰は細野晴臣と高橋幸宏で、文京区音羽に専用レコーディング・スタジオ「LDKスタジオ」も作られた。プライベート・スタジオを,との細野晴臣の要望通り,LDKスタジオはレコーディング・ブースよりコントロール・ブースを広めにとった設計で,英国・トライデントのコンソールが設置された。
参考:「chronology 1982」http://www7.plala.or.jp/keeplistening/1982.html
なお,LDKスタジオは村井社長に関連する音楽出版社などが入居する雑居ビル・共立ビルの1Fにあった喫茶店を改造して作られ,YENレーベル解散後も営業していたが,老朽化によるビル解体のため2014年に営業を終了した。目白通りと音羽通りが交わる目白坂下交差点の角にあった跡地は,現在マンションが建設されている。
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