※ 29-10-2017,14-11-2017,21-11-2017 更新
またも夜明け前に鶏の鬨の声で起こされる。朝食にバゲットとオムレツを食べ,ベトナムコーヒーを呑みながら一服。フランスの植民地だったせいか,どこでもバゲットがあるし,しかもたいていはおいしい。
朝の散策にホテルを出る。近くの路地では路上で野菜や肉,魚,それに蟹が売られていてさながらミニ市場の様相。魚はとれたてのようで,路上に置かれた桶から飛び出して道路ではねる鯰もいる始末。肉は屠殺後解体された部位がそのまま並べられている。
そのままファングーラオ通りに出て,西に進むとコンクイン通りとの交差点角周辺にタイビン市場があり,生鮮食料品だけでなく衣料品も売られていた。なかには川魚と一緒に生きた蛙を売っている店も。
タイビン市場を出てバスターミナルを横目に9月23日公園を突っ切る。デタム通りとの交差点付近にあるツーリストインフォメーションセンターに立ち寄ると,日本語のガイドブック,折りたたみ地図があったので入手する。特に折りたたみ地図は裏面がバス路線図となっているので利用価値は高い。
さらに9月23日公園を横断してルロイ通りを渡って北側にあるロータリーから8月革命通りに進み,右折すると野外音楽場のような施設が見える。その先には映画館らしきものがあり大きな映画の看板がかかっていて,薔薇の花を持った髭の表情からするとたぶんコメディなんだろう。後で調べると,ここは「Galaxy Cinema」というシネコンで,看板の映画は「YÊU ĐI, ĐỪNG SỢ!」(リンク先はYouTubeにある映画の予告編)というゴーストもののコメディのようだ。
その先の交差点の角には例によって天井から渦巻き線香がぶら下がる中華寺院があり,ここでもやはり門前で鶏が飼われている。こいつらが夜明け前から鬨の声をあげているのだろう。
交差点を左折すると通りの左右に文化公園(タオダン公園)が広がる。統一会堂の南西隣りに位置している。喧噪から離れ,小鳥のさえずりまで聞きながらベンチに座ってしばし休憩。
公園からリートゥーチョン通りをしばらく歩き,なぜかサイゴンにもある丸亀製麺の交差点を右折してヒンドゥー寺院に立ち寄る。参詣者はインド人が多いのかと思いきや,地元民ばかりだった。
リートゥーチョン通りを左折し,ベンタイン市場の北門を背にトゥコアフアン通りを北西方向に3分ほどまっすぐ歩いて左側にある食堂「Đại Cát Tường」(ダイカットゥーン)で小腹が空いたのでフォー・ガー(55,000VND)を食べる。後から調べると地鶏料理の専門店とのことで,鶏の出汁が利いていて非常においしい。いままで食べた中で一番おいしいフォーだと思う。
食後,またベンタイン市場に行く。北側の生鮮食料品売り場から順番にぐるりとまわって一通り店先を冷やかす。
ホテルに戻ってチェックアウトし,9月23日公園にあるバスターミナルから19番の路線バスで徴姉妹(ハイバーチュン)通りまで行く。バスを降りて平行するドンコイ通りまで歩いて,次に泊まるコロニアル風の老舗ホテルに到着。チェックインまで時間があるので,フロントにスーツケースを預けて散策に出る。
近くにあるマジェスティック・サイゴンの隣にあるクレジットカード会社のプラザで近辺の店を教えてもらい,手始めに小腹が空いていたのでハムギー通りにあるパン屋兼食堂「Như Lan(ニューラン)」に入る。名物のバインミー(25,000VND)は日本で食べるのとは比較にならないくらいおいしく,店も繁盛しているようだ。
広いグエンフエ通りをホーチミン人民委員会庁舎の前に立つホーチミン像まで歩く。雨がぽつりぽつりと降ってきたし,チェックイン時間にもなったのでホテルに戻ってチェックインを済ませる。
ホテルの部屋はバスルームともども広く,前日までとは打って変わって豪華な気分に。折りたたみ傘を持ってふたたび散歩に出るが,小雨の上じっとり蒸し暑い。新しいショッピングセンターにある高島屋を覗いてみた後,統一会堂,聖母マリア教会,中央郵便局と歩く。
聖母マリア教会は工事中で外側からしか見学できない。やや歩き疲れたので中央郵便局近くの書店通りのこじゃれたカフェで一服。ドンコイ通りを歩いてホテルに戻る。
夕食はクアンコム・ビンザン(地元民向けの大衆食堂の総称)に行こうと考えていたが,疲れたので手近な店に入る。バインセオを頼んだが,サーブが遅い上に量が多くちょっと失敗した。ハイバーチュン通りからドンコイ通りの雑貨屋を冷やかしつつ散策するが,どこも土産物の仕入れ元が同じらしく,似たような商品で食指が伸びず。陶器の店は比較的おもしろい品物があったが,割れやすいし荷物になるので断念。
結局,何も買わずにホテルに戻り,酒を呑もうと最上階のバーに行くとなぜかカントリーバンドが大きい音で演奏している。これでは落ち着かないので店に入るのをやめる。次にプールサイドのパティオにあるバーに足を運ぶと雰囲気はよいのだが野外ゆえ蒸し暑いので,ここにも入らず部屋に戻ってビールを呑む。
翌日は朝の便に乗るため6時過ぎにはチェックアウトして空港に行く必要がある。さすがに路線バスは心許ないのでタクシーを使うことにしたが,Uberだと安くあがるらしいので,アプリで6時にホテルから空港への送迎を予約する。荷物をパッキングした後,ビールを呑みつつ,まどろんで寝た。
※この項,更新予定あり。