マカオと香港で見つけたもの点描。
※13-11-2018,05-12-2018更新。
澳門(マカオ)
ポルトガル文化が色濃いとはいえ,やはり中華文化圏。いろいろ面白い。
a.懐かしの「デイリー・クイーン」
2000年代前半に日本から撤退したデイリークイーンを大三巴街で発見。昔懐かしいチョコレート・ディップのソフトクリームを食べてみたかったが,おなかが一杯で店の外から眺めるだけ。
b.街のそこここで見かける乾物店
医食同源や漢方薬というキイワードで健康志向の消費者に訴えるレストランが日本にも多く存在するが,本場らしく薬効のありそうな乾物店をそこここで見かけた。
目につくのは高級食材でもある鮑や海鼠,鱶鰭を扱う店で,店頭には食品サンプルが並べられていることが多い。漢方薬でもある冬虫夏草の食品サンプルは,まるで映画『裸のランチ』に出てくるブラックミートのようで実物よりなにやら不気味に見える。
最後の写真は漢方薬店のショウケースに貼られていたもの。ペニスケースをつけた土人の写真が笑える。説明によると「マカは安第斯(アンデス)山の神が人類に与えた宝物だ。秘魯(ペルー)のアンデス山脈にある,下界と隔絶された海抜4,000メートルのジャングルに住む印第安(インディオ)の特拉多(Tellado)部落では瑪咖(マカ)を長期摂取しているから,男子の陰茎が16〜18cmと巨大である。ちなみに“Tellado”とは現地語で巨大の意」とのことで,要は「マカを服用するとジャングルの土人みたいに陰茎が巨大になるよ」ということらしい。
c.魔除けの石敢當
琉球ではあちこちの丁字路の突き当たりに魔除けとして石敢當をよく見かけるが,それ以外ではじめてお目にかかった。
香港
a.堂泰海鮮菜館
寧波街の「堂泰海鮮菜館」で夕食をとった際,食べた鳩のロースト。手羽かモモが出るかと思っていたらまさかの丸ごとでちょっと驚いた。味は野性味があり,まあこんなものかという印象。
海鮮料理店なので,メニューには貝類や魚料理が目についた。
b.妙な日本語の広告
深水埗站(シャムスイポー駅)近くの鴨寮街を散策しているとき,露店で妙な日本語の広告を見かけた。ぱっと見た感じは普通の日本語だが,「夫人ヴィットマン」や「日本政府は,指定」などよく読むとおかしく,意味がよく分からない。