※ 24-08-2018,26-08-2018,05-11-2018一部更新。
朝,ホテルを出て,港鐵(MTR)で尖沙咀から中環に移動し散策。B級グルメ街でもあるらしい威霊頓(ウェリントン)街を歩き,おいしそうな店構えの華豐燒臘で早晨套餐(モーニングメニュー)を頼む。
メニューには,炒麵と粥の「中式早餐」,ソーセージ,ハムとオムレツなどの「西式早餐」,サンドウィッチなどの「港式早餐」のほかに,マカロニや汁そば,さらに菠蘿包(pineapple bun)セットなどバラエティ豊かで,値段も30香港ドル前後とお手ごろだ。汁そばの出汁がときおり食べる香港料理店のそれとそっくりで,あの店はかなり本場の味付けなんだなと認識。食後,街角でもらった免費報紙(無料の新聞)の『頭條日報(Head Line Daily)』を読みつつ珈琲を飲んでちょっと休憩。
食後ぶらぶら散歩して金融街を眺めた後,九龍塘站にMTRで移動。ショッピングセンター「又一城(Festival Walk)」にあるアップルストアに立ち寄ってみるものの,以前のような極端な円高ではないのでiPhoneはじめ商品の価格は日本とさほど変わらない。スーパーマーケットに立ち寄り土産になりそうな菓子やら食品を買う。格力高(グリコ)の百力滋(プリッツ)は香港魚翅(ふかひれスープ)味と蠔皇鮑魚(あわびスープ)味をチョイス。
MTRで深水埗站(シャムスイポー駅)に戻り,鴨寮街からぶらぶら歩いて商店を冷やかす。鴨寮街の周辺は昔の秋葉原や日本橋のような電気街で,パーツ屋やスマートフォン,雑貨や服飾品の露天が列をなしている。地図に載っていてちょっと気になっていた蛇料理店は閉まっていて休みのようだ。
ふたたび尖沙咀に戻って,カード会社のプラザに立ち寄り,ローカルな茶餐廳で軽食をとりたかったのでおすすめを聞くが,当然とは言え日本にも支店がある一押しの加盟店の飲茶店を勧めるのでがっかりしながら丁重にお断りする。
高級ブランド店が軒を連ねる広東道を歩き,馬哥孛羅香港酒店(マルコポーロ・ホンコンホテル)とエルメスとの間の薄暗い自動車道にある乗り場からバスに乗って機場快線(エアポート・エクスプレス)九龍站に向かう。エルメスの横にあるバス停はちょっとわかりにくいので注意が必要。
九龍站にはインタウン・チェックイン・カウンターがあるので,そこで出発便の搭乗手続きを行ってから20分程度機場快線に乗車して香港國際機場(国際空港)に到着。車窓からは香港特有の高層マンションが林立する光景がうかがえた。都心部から空港へ,さらに機場駅のプラットホームから出国ロビーまでのアクセスがよいので荷物を持つ身にはありがたい。
出国審査を済ませ,保安検査場で機内持ち込み可能サイズなのにも関わらずスーツケースを預け入れにしろとの指示を係員から受ける。いったん構外に出て,エアラインのカウンターでスーツケースを預託し,再度出国審査からやりなおして保安検査場を通過する。これなら九龍站のインタウン・チェックイン・カウンターで預託しておけばよかった。
保安エリア内でぶらぶら免税店を冷やかした後,プラザプレミアムラウンジで一服。ここの香港風汁そばは注文してから作ってくれるのが特徴。その他中華風の軽食をつまんで,酒を呑む。人が多いのでゆっくりと落ち着くわけではないが,バーカウンターでカクテルを作ってくれるのがよい。
帰路も座席はビジネスクラス。シートがフルフラットの機材で疲れ気味の体にはありがたかった。
(了)